70才、80才になった時に後悔しない、今からできる歯の習慣
70代の患者さんから言われた、若いときからもっと歯のケアできていたら・・・
歯の痛い部分の治療が終わった後、健康な歯列と口腔を保持するためには、定期的に歯科医院を訪れ、歯科医や歯科衛生士のメンテナンスを受けることをおすすめします。
歯科でおこなう機械的なプラークの除去は一時的な効果しかないもので、短時間のうちに細菌の再付着が始まります。患者さん自身がおこなう毎日の歯磨きや歯間のフロスなどによる清掃が、成熟したバイオフィルムを蓄積させないために重要なのです。
同時に、自分の病気になりやすい弱点(リスク)を知って、そのリスクを改善することが大切です。歯周病は日常の生活習慣に由来する慢性疾患です。慢性疾患を治すには、例えば糖尿病のように、病気のことを知り、リスクをコントロールすることが基本になります。
歯が痛くなる、歯周病になる その前に、しっかり予防をしていきましょう。
お気軽に医師、衛生士へご相談ください。